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ライニは世界一の風味を持つといわれる伝統品種コロネイキ種の良質なオリーブだけを使用した、シングルエステート（単産地、単一品種）のオリーブオイルです。 コロネイキ種の特徴は、酸味が少なく酸化しにくいこと、オレイン酸やポリフェノールの含有量が豊富なことです。 果実が小さいため生産性は良くありませんが、品質がとても高いコロネイキは高級オリーブオイル抽出品種とされています。 ライニは伝統的な”手摘み・手選別”によりオリーブを収穫しています。手摘みで収穫し手選別することによってオリーブの実に傷が付いていたり傷んだりしていないか確かめながら収穫することができるからです。 傷がついたオリーブの実は酸化の原因となり、オイルの劣化を早めるため、伝統的な手摘収穫を守り続けています。
オリーブオイルの品質はオリーブ業界における唯一の世界的機関である国際オリーブ協会（IOC）が定めています。エクストラバージンオリーブオイルを名乗るためには、次の２つの厳しい基準をクリアすることを求めています。 1）酸度が0.8％(100ｇ当たり0.8ｇ)以下であること 2）オリーブオイルの鑑定士（テイスター）が実施するテイスティング検査で約20項目の審査項目をクリアすること 品質の高いオリーブオイルの生産国であるギリシャ産の中でもラベルに酸度が0.1～0.5％と表示されるのは、クレタ島のライニだけです。 また、ライニは欧州連合（EU）のEU法が規定するPDO原産地保証保護の認証を受けた製品です。 さらに、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格ISO 22000及びISO 9001のもとで徹底した食品衛生管理手法で製造されています。
ライニは熟す前の緑色のオリーブから作られるため、色は薄緑色です。 熟す前の緑色の早摘みオリーブはフルーティーな香りと苦みのバランスが良い、風味の優れたオリーブオイルとなります。 しかし、早摘み緑果は絞ることが出来るオイルの量が完熟したオリーブの半分以下です。 ライニはオリーブの実が熟す前、まだ薄緑色の状態で早摘みされ鮮度を保つために無理な熱を加えず27度以下で低温圧搾(コールドプレス)されます。低温で丁寧に抽出されたオリーブオイルは香りや鮮度が高く、エクストラバージンオイルの最高級品となります。
